こんにちは!福知山公立大学の大見彩名です。
5回に亘ってお付き合いいただいた動物園特集も今回で最後の投稿となります。
動物たちの豆知識、楽しんでいただけていれば幸いです!
さて、今回もおさるさんについてお届けしてまいります!!
まずは原猿。ワオキツネザルのご紹介。
鼻が前に出ていて、顔が長く、耳が上にあるのが特徴です。
爪はひらたくて確かにおさるさんなのですが、いまいちおさるさんらしくないのがワオキツネザルです。
マダガスカル島の固有種です。
「おさるさん」に進化する途中のような、そんな種族ですね。
マダガスカル島にしか存在しないことが、自然の厳しさを体現しているようだと感じました。
逆に最終形態だけじゃなくて第2形態でも生き残れたところにマダガスカル島の楽園さも感じます。
ちなみに、しっぽシマシマ仲間のレッサーパンダは爪を見てみるとかぎづめになっています。
ぜひおぼえて動物園で豆知識を披露してみてください!
続いて真猿、ブラッザグエノンのご紹介です。
顔が平べったく、耳が横にあり、THE おさるさん といった風貌です。
立派なあごひげが水戸黄門にそっくりだといわれています。確かに。どことなく威厳を感じます。
顔も平たくなった分、原猿とは目の見え方が変わっています。
目が前についているので視界は狭まりましたが、その代わりに立体的にものが見れるようになったんですって!
よく見えるからなのか、ブラッザグエノンはとても恥ずかしがりやでなかなか顔を見せてくれませんでした。。。
最後に類人猿、テナガザルのご紹介。
テナガザル、またの名をギボン。
日本ではテナガザルの名称で親しまれていますが、世界的にはギボンの方が伝わるんですって。
真猿と大きく違うところは、肩です。
原猿、真猿は方が前についているので基本4足歩行です。背中は後ろ足で掻きます。
一方類人猿は方が前についているので、うんていができるし手で背中を掻けます。また2足で立てます。
あと類人猿はしっぽがないです。
ちなみに類人猿は4種類しかないんですって。
ギボン、オランウータン、チンパンジー、ゴリラです。
ギボンとオランウータンは一夫一妻。ギボンは鳴くことがありますが、オランウータンのオスは子供ができると6年間くらい別居生活で一人で暮らすことになるんだとか。コミュニケーションをとる相手がいないから鳴かないらしいです。
チンパンジーとゴリラは一夫多妻。複数いる妻の名前を間違えないように彼らは無口な男になるんだそうですよ。
最後まで閲覧いただきありがとうございました!
ぜひご家族、ご友人、恋人等と三段池動物園で、豆知識披露大会を開催してください!